高速道路を乗り降り自由で料金は最大半額以下にも! 定額でオトクなETC周遊割「みち旅」に設定された 期間限定の新たなプランとは?
植村祐介 によるストーリー
2023年9月6日
四国を2日から4日間乗り降り放題の新プラン
NEXCO各社が販売するETC周遊プラン(NEXCO東日本「ドラ割」/NEXCO中日本「早旅」/NEXCO西日本「みち旅」)は、周遊エリア内での高速道路が乗り降り自由になることから、使い方によっては高速道路料金を大きく節約できる、魅力的な商品です。
その「みち旅」に2023年7月14日、「四国まるごとドライブパス2023」が追加されました。
【画像】「えっ…!」 これがオトクなETC周遊割「みち旅」です(24枚)
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そしてその内容は、「四国で泊まりがけのドライブ旅行を楽しむなら、利用しない手はない」というほどおトクなものとなっています。その概要と特徴、さらに使い方のコツを、以下に詳しく見ていきましょう。
四国まるごとドライブパス2023は、発着エリアと周遊エリアを組み合わせたタイプの商品で、発着エリアは「A.滋賀・京都・大阪発着」「B.兵庫・岡山」「C.広島・山口東部」「D.福岡・山口西部」の4プラン、周遊エリアは四国全域の高速道路が対象となっています。
利用日数は連続する2日間から4日間、利用期間は同年11月30日までです。
料金はAが2日間7100円から4日間8900円(普通車、以下同)、Bが2日間6400円から4日間8200円、Cが2日間6800円から4日間8600円、Dが2日間1万600円〜4日間1万2400円となっています。
四国へは本四架橋(神戸淡路鳴門道/瀬戸中央道/西瀬戸道<しまなみ海道>)のいずれかを使い渡りますが、この区間については別料金です。
この商品のポイントは、A〜Dの4プランとも、発着エリアの設定が非常に広くなっていることです。同じ発着エリア内なら、どのインターチェンジを利用しても料金は同一であることから、「発着エリア内の遠いところからの利用はよりおトク」となっています。
具体的な例を見てみましょう。
プランAの最東端である新名神・甲賀土山ICから4日間で利用する場合、四国まるごとドライブパス2023での料金は前述のように8900円です。
一方、甲賀土山ICから神戸淡路鳴門道と接続する山陽道(木見支線)神戸西ICまで、新名神〜名神高速〜新名神〜山陽道を経由し平日昼間に走行した場合、往復の通行料金は7920円(ETC2.0料金、以下同)で、四国内で1000円分ほど高速道路を利用するだけで元が取れることがわかります。
プランCの最西端の中国道・小郡ICからの場合は、そのおトク度がさらに拡大します。
西瀬戸道・西瀬戸尾道ICの最寄りICとなる山陽道・尾道ICまでは、中国道〜山陽道〜広島岩国道〜山陽道と経由して往復1万400円です。「四国まるごとドライブパス2023」の料金は4日間で8600円なので、四国内の高速道路料金がまるまる浮いて“お釣り”がくる計算です。
発着エリア以外からの利用でも そのおトク度を享受できる方法とは
もちろんこれらは平日の高速道路料金をベースとした試算なので、土日を絡めた日程では異なる結果となります。
ただこれだけの遠隔地から「土日だけ1泊2日」の強行軍はそもそも考えにくいことから、基本的には「四国まるごとドライブパス2023」の利用に優位性があると考えていいでしょう。
では四国により近い(本四架橋の本州側ICに近い)ところでは、そのおトク度は下がってしまうのでしょうか。
じつはそこで活きてくるのが「往路と復路で別々の本四架橋を利用できる」というルールです。
たとえば神戸西ICから、往路は神戸淡路鳴門道を使い淡路島のグルメを楽しみ、四国をドライブしたあとの帰路は西瀬戸道からの美しい島々を眺め、山陽道のSAでお土産を買って帰るようなドライブコースを考えてみましょう。
利用がすべて平日だとすると、鳴門ICから今治湯浦ICまで単純に横断する利用で4550円、復路の山陽道福山西ICから神戸西ICまで、5010円、合計で9560円の高速道路料金がかかります。しかしプランBなら、4日間でも8200円です。
実際には四国内で高速道路を乗り降りすることになることを考えると、この場合も高速道路料金を大きく節約できるのです。
そしてこの四国まるごとドライブパス2023は、発着エリア以外からの利用でも、そのおトク度を享受する方法があります。それは発着エリアの境目での高速道路の“乗り直し”です。
たとえば東名・東京ICからであれば、プランAを申し込み、新名神・甲賀土山ICで流出、再流入することで、四国まるごとドライブパス2023の適用が受けられます。
東京IC〜甲賀土山ICを深夜割引の効く時間帯に走れば、その料金は往復で1万2880円です。つまり東京発での四国のロングドライブにかかる高速道路料金は、本四架橋を除けば8900円(4日間)+1万2880円の2万1780円という格安に収まるのです。
時間に余裕があり、かつドライブ好きであれば、十分に検討に値する内容ではないでしょうか。
なおこのようにおトクな四国まるごとドライブパス2023ですが、同じ本四架橋を往復する3日以内のドライブコースの場合、発着地によっては別商品「四国周遊ドライブパス」のほうが格安になるケースもあります。
また発着エリアが広く、四国に渡るルートも3パターンあることから、うっかりのミスでドライブパスの適用外になってしまうことも考えられます。
申し込みにあたっては、「みち旅」サイトの注意書きやよくある質問をしっかり確認しましょう。
シニア向け自転車新作、より安定した走りに
価格は、税込み10万5380円
サギサカ(愛知県豊田市)は、シニア向け自転車の人気シリーズの新作「こげーるノラッセ」を発売した。高齢になると、自動車の運転免許の返納をしたり、転倒のリスクから自転車の運転を控えたり、移動手段が制限されることも多いが、こげーるは、安全性とともに介護予防の観点から開発された自転車だ。今回のリニューアルで、より安定した走りのための改良が行われた。
同社は自転車の卸売業や機能訓練に特化した高齢者のデイサービスの運営を行っていたことから、シニア向けの自転車に着目。同社のブランディング推進室マネージャー、市川実さんによると、お年寄りは1センチの段差でも躓(つまず)いてしまうこともあり、転倒予防として、足首の上げ下げを行う体操がある。その動きと自転車のペダルをこぐ足首の動きが似ているという発想から、乗ることで介護予防にもつながる自転車を開発した。中京大学スポーツ科学部の渡邉航平教授と共同研究で運動生理学による検証も行ったという。
ほかの自転車との大きな違いは3つある。
1つ目は、またぎやすい構造となっており、地上17センチの低床ステップ(足置き)があり、足を高く上げるのが難しい高齢者も乗りやすい。
2つ目は、サドルに腰当てがついているため尻が後ろにずれず、こぐ力が伝わりやすい。
3つ目は、ペダルのギアを通常より小さくし、こぐ力を軽減させた。
今回、リニューアルした「こげーるノラッセ」は、フレームを低重心化するよう改良したほか、前かごを常に進行方向にまっすぐ向くように改良し、ハンドルの動きと独立させて、荷物が重くてもふらつきにくい構造するなど、さらに安定感を増した走りに。価格は、税込み10万5380円。全国の量販店(ホームセンター)の自転車売場や介護カタログ通販などで販売。三輪タイプも今後発売が予定されている。





